2021年の8月中旬、大きな下降が発生しました。250pipsを越える大下降です。
この下降トレンドをわたしはまったくつかめませんでした。
分析はしていました。下降している、下降すると正確に分析していました。
5分足200MAタッチで2回売りエントリーしました。しかし、エントリー後に揉み合いになったため、ビビって利確してしまいました。握っていたら、爆益でした。
相場はさらに下げました。
さすがに大きく下げてくると、反転上昇が気になってきます。
(そろそろ買いか?)
(すでに200MAとの乖離が大きい)
(逆バリを考えるべきか)
そんなことを考えているあいだに相場はドンドン下降しました。
結局、この大チャンスにほとんど利確ができませんでした。
分析はできているのです。ちゃんと手法どおりにやっています。何かが足りません。
それは勝負勘とでもいうべきでしょうか。とにかく勝とうが負けようが勝負するという精神が欠けているようです。
テストの点数稼ぎのようなことをしていてはFXでは勝てないようです。
将棋でも競馬でもポーカーでもいいのですが、要するに勝負です。この勝負するという精神がわたしには不足しているようです。
闘うアニマル・スピリッツがわたしにはないと気づきました。すっかり負け犬になっていたのです。これではいくらチャート分析をしても勝負になりません。闘わなければ勝てません。
そのことにようやく気づきました。