毒親育ちのリハビリ・FXトレード日記

FXで勝てるようになりたいです。

心中の賊 一瞬の油断ですべて台無し

まずは2011年11月4日の失敗トレードを見て下さい。

 

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2021年11月4日

英統計の発表とともに急激に相場は下げていました。わたしは下降チャネルの下限で下げ止まり、反転上昇するだろうと考えて買いエントリーしました。しかし、相場はドンドン下げていきました。

 

わたしは損切りする機をのがし、ずるずると下げていくたびにナンピンの買いを入れ続けました。その結果、爆裂に含み損がふくらんでしまいました。

 

バカみたいなトレードです。

 

実は、わたしは強烈な下降を見て、「これは難しい、静観しよう」と思っていました。チャネルの上限で売りたかったのですが、その好機を逃したため、急激な下降に手が出ませんでした。

 

急落に飛び乗っての売りエントリーも考えられましたが、それは手法ではないのでやらないと決めていました。

 

そこまでは良いのです。

 

問題は下降チャネルの下限を抜けたあたりです。そろそろ下げ止まるかなと思ったのですが、全然止まりません。

 

(わからん、やはり静観だ)

 

そう思っていたのです。ところがです。わたしは、一瞬の気のゆるみから買いエントリーしてしまいました。油断としか言いようがありません。

 

(そろそろ下げ止まって上がるだろう)

 

そんな気持ちだったと思います。しかし、相場は下降していきました。わたしがいかに油断していたかは、損切りもせず、ドテンもせず、漫然と相場を見ていたことからわかります。ほんとうに油断でした。バカみたいにボーっとしていたのです。

 

気づいたときには含み損が大きくなっていたので、ナンピンの買いをしました。以後は、悲惨な無限ナンピンです。

 

いま思い返しても、なぜ買ったのか説明がつきません。とにかく油断、気の緩み、とでも言うほかないのです。

 

そして、気づきました。ルールを守ることの難しさに気づきました。

 

その直前まできちんと相場を見て静観すると決めていたのに、一瞬の気の迷いで買いエントリーし、損切りもドテンもできないまま漫然とチャートを見ていたのです。

 

これは自分の失敗です。本当に情けなくなるのですが、油断です。油断からルールを破ったのです。

 

まさに「心中の賊」です。油断が愚者化させるのです。

 

こうした気のゆるみを生じさせず、緊張感を持って相場を眺めなければなりません。そうでなければ遊びです。自分がトレードで勝てない理由はここにあります。プロ意識が欠けていて、緊張感に欠けており、脇が甘いのです。

 

いくら手法を知り、いくらテクニカル分析ができても、一瞬の気の弛みがすべてを台無しにします。トレードが難しいのは、自己管理ができないからです。

 

嗚呼、自分が情けない。