毒親育ちのリハビリ・FXトレード日記

FXで勝てるようになりたいです。

自分を洗脳する言葉

「わたしは、お金は要らない」

「わたしは、お金のためにFXをやるのではない」

「わたしは、ただ、FXの技術を研鑽していくことだけが、目標だ」

「わたしは、FXがうまくなりたい。なぜならそれが純粋に楽しいからだ」


「わたしは、お金は要らない」

「だから、わたしはレバレッジを必要以上に上げることはない」

「わたしは、お金は要らないから、枚数を大きくかけることはない」


「わたしは、お金は要らない」

「だから、値動きに惑わされないし、焦ってエントリーはしない」

「わたしは、お金は要らないから、いつまでもエントリーを待てる」


「わたしは、お金は要らない」

「だから、ポジションが不利になったら、すぐに損切ができる」

「わたしは、お金は要らないから、損切を躊躇することはない」


「わたしは、お金は要らない」

「だから、ポジションが有利になったら、じっくり待つことができる」

「わたしは、お金は要らないから、焦って利食いすることはない」


「わたしは、お金は要らない」

「だから、口座残高を見て喜んだり悲しんだりしない」

「わたしは、お金は要らないから、トレードにストレスはない」


「・・・なぜなのだろう?わたしは、お金は要らないのに、なぜだか不思議とお金が増えていく」

「でも、わたしはこれから先も、お金は要らない」

「だからいつまでたっても、淡々とトレードができる」

「わたしは純粋にトレードが大好きなのだ」

 

 

 

上記は「FX意識改革」ブログからの引用です。

お金はいらない、それが成功の秘訣 | 「FX意識改革」ブログ

 

甘い幻想の崩壊

今週(9/2~9/6)も負けました。勝てません。

 

下降相場で売りを狙っているのに強い戻しに引っかかって損切りになったり、下降が本格的に始まる前のレンジで売って戻されたり、下降相場で売りを狙っていながら勝てないという不本意な一週間でした。

 

それにしても凄い値動きでした。幻惑されてしまい、手が出ませんでした。特に金曜夜のドル円ボラティリティは凄かった。

 

まったく勝てず、負けてばかりいることで良いことがひとつありました。おかげでFXに対する甘い幻想が完全になくなりました。(FXをやれば儲かる)という甘い幻想はもはや跡形もなく砕け散りました。今後はもっと冷静に冷めた目線でFXをやっていきたいと思います。

 

先週から開始したデモトレードでのスキャの実技練習ですが、今週もやりました。10回やるごとに勝敗と獲得pips数を記録しています。わたしの場合、勝率はそこそこ良いのですが、利が伸ばせません。そして、負けるときはかなり大きく負けます。

 

損小利大、という言葉を実際に実現するのはなかなかに難しいものです。やはり実技練習が完全に不足していました。利を伸ばすためには、チャートが伸びた瞬間に決済するよう訓練しないとダメだと気づきました。わたしは、むしろチャートが縮んできた瞬間に決済する癖がありました。

 

ともかく、実技練習で自分の欠点に気づいて、そこを修正していこうと思います。

 

トレーダーのマインド

2024/09/02の朝、FXトレーダーのaki氏のライブ配信を見ていました。その中で気になる言葉がありました。

 

「トレーダーなんだからポジションを持たないとダメなんだよ」

 

相場は上がるか下がるかわかりませんが、「ここだ」と思ったらトレーダーはポジションを持つべきだということでした。

 

その点、アナリストは違います。アナリストは結果が出たあとで、「この値動きはこれこれが原因でこうなりました」と後付けの解説をします。トレーダーとは本質的に異なっています。

 

今のわたしにはトレーダー・マインドがありません。胆力が育っていないというのは、こういうことだと思いました。

 

文字おこし

「ここで買ったでしょ。あれ買っちゃダメなわけじゃないよ。やっぱり買いだと思ったときは買って、売りだと思ったときは売るという、ポジは絶対持たなきゃいけないんですよ、スキャやるんなら。でも、あとで見たらここで入るのおかしいじゃん。あとで見たら何とでも言えるけど、超えた瞬間にトレーダーなんでごちゃごちゃ考えずに、入らなきゃいけないときもあるんよね。入って、入ったあとに、やっぱ、やばいところで入っているかもと思って、あれなんか上値おさえられて、なんか重いぞというところで一回切って入り直すという判断をして、ここの損切りして、ここで入り直して、三回利益を獲ったっていうね」

 

 

 

八月を終えて

2024年8月の成績は、マイナス31.7pipsとなりました。せっかく7月に大きく勝ったのに負けてしまいました。どうも7月の勝ちで気が緩むと同時に、記録に対する未練が出て、トレードに臆病になったようです。

 

2023/12 +15.1 pips

2024/01 -27.8 pips

2024/02 -60.0 pips

2024/03 -40.1 pips

2024/04 +13.9 pips

2024/05 +66.8 pips

2024/06 - 1.8 pips 

2024/07 +68.7pips

2024/08 -31.7pips

 

8月はほんとうに勝てませんでした。握るべきところで握ることができず、胆力のなさを痛感しました。自分のメンタルの弱さを嫌と言うほど味わいました。また、月初の下落を除くと、夏枯れのレンジ相場となり、好機らしい好機がありませんでした。

 

ルーシー手法もポコニカル手法もトレンド手法なので、レンジ相場では効力を発揮できません。

 

そこで、最終週からデモ・トレードによるスキャの練習を開始しました。スキャルピングを繰り返して勝負勘と胆力を養おうと思います。

 

思い返すと、わたしはFXに興味を持って以来、ずっと知識偏重でした。知識はたくさん仕入れました。もし、筆記試験があれば高得点を獲る自信があります。しかし、これは無意味です。

 

むしろ、実技の方が大事です。トレードは体でやるものです。そこのとにようやく気づきました。スキャの練習を繰り返して勝負勘と胆力を涵養したいと思います。

 

トレードと人生のリンクを断つ

昨日、大負けしたので反省しきりです。どうして、あんなに精神的に動揺してしまったのか?

 

わたしは最低ロットでトレードしているので勝とうが負けようが数百円のことです。それなのに、まるで一大事のようにメンタルが崩壊してしまいます。

 

ちょうど「意識改革ブログ」に良い記事があったので引用します。

 

あなたがどのような劣等感を抱いた人生を送っていても、それはトレードの成否とは無関係なものです。しかし、お金がその無関係なものをつなげてしまいます。

 

トレード←→お金←→人生

 

「トレードでお金を稼げば、人生が充実する」

そう考えた瞬間に、お金が接着剤となり、トレードと人生がイコールでつながってしまうのですね。こうなるとトレードで勝てば、人生の勝者のように思えるし、トレードで負ければ、人生の敗者のように思えてしまいます。

 

このリンク状態に陥ると、余計な執着が出て来て自由な考えでトレードが行えなくなるのです。勝てば喜ぶし、負ければ嘆き悲しむ。それはあなたの人生の成否とトレードの成否が見事にリンクしてしまっているからです。

 

専業トレーダーは、トレードに対してかなり醒めた考えを持っています。私はトレーダーという職業について、好きではありますが、特に誇りはありません。トレードは単なるお金を稼ぐツールだと割り切ってやっています。トレードで勝っても自分は偉くなれないし、負けても自分が見下されるわけでもありません。トレードで勝っても負けても「自分は何も変わらない」お金では、結局自分は何も変わらない。

 

難しいかもしれませんが、その残酷な事実を始めに受け止めることができないと、
仕事のように淡々と割り切ったトレードはできないでしょう。

 

たかだかお金儲けのゲームに負けたのにすぎないのに相場という抽象的な相手に対して、なぜそんなに過敏に反応してしまうのか?

 

それは先に述べたようにトレードと自分の人生がリンクしてしまっているからです。

トレードで負けたことを自分が否定されたように思っているからです。悔しい、くそ!、こんちくしょう!、ついていない!、負けるもんか!それら全てには相手を見返してやりたい気持ちが込められています。相手を倒して自己を肯定したいのです。

 

相場を見返してやりたいと思う気持ちに駆られる。悔しさを晴らすために相場に挑む。それはリベンジトレードというものでしょう。専業トレーダーは負けても悔しいとは思いません。悔しいと思う気持ちは、自分の我を押し通したいという気持ちの表れです。

 

トレードで自分の人生が変化すると考えているから、相場で一喜一憂をしてしまう。

相場で気負いなく冷静にトレードしたいのであれば、西洋型の成功譚・アメリカンドリームはあえて捨てましょう。トレードはあなたの夢を叶える万能なものではない。
これに勝つことであなたの人生は何も変わらない。トレードであなたの劣等感は癒されない。だから、トレードするときに気負う必要はないのだ。これで、何も変わることはないのだから。

 

そう思えば、トレードと人生のリンクは解除することができます。結果として、トレードに劣等感は介在しなくなり、勝っても負けても別にどうでもよくなります。気負いなく平常心でトレードができるということです。

 

これを読んで、「なるほど」と思いました。わたしはトレードに対して過大な期待をしているようです。

 

トレードは単なるお金儲けの手段に過ぎない。勝っても偉くはないし、人生に変化はない。負けても同じ事。そのあたりの諦観が今のわたしにはありません。

自分の愚かさを痛感した日

本日(2024/08/23)、日銀植田総裁が出席している国会中継を見ながらチャートを見ていました。

 

ドル円は乱高下気味で手が出ないと思い、「今のうちに買い物に行こう」と考えて、外出しました。

 

買い物を終えて帰宅して、チャートを見たら、ドル円が下降していました。わたしの手法では、売りの条件がほぼ整っていました。チャートを見ると、目の前でスルスルと10pipsほど下降していきます。

 

ここでおもわず売ってしまったのが失敗でした。ド底売りになりました。ドル円は戻していって、なんと損切りにかかりました。

 

(ああ)

 

これで逆上してしまい、やや下降したところで売りました。しかし、しっかりした根拠のないところで売ったので、自信を持てず、微益撤退です。撤退したらさらに下降します。

 

(握れば良かった)

 

後悔の念からまた売ってみたものの、やはり根拠曖昧なところで売ったので握りきれずに微益撤退。同じ事をもう一度やって微益撤退したら、そこからズンズン下降していきました。

 

まったく波に乗れず、握っていれば損切り分を回収できたのに、微益撤退したためにマイナスのままになりました。

 

ここから相場はドンドン戻していきます。そこで戻り売りを狙ったのですが、すでに焦りすぎていて、感情トレードになっていたので早すぎる売りを入れてしまい、損切りにかかりました。

 

(しまった)

 

さすがに反省し、十分に戻すのを待って売りましたが、中途半端にしか下げなかったので、やむなく微益撤退しました。以後、ドル円は上昇していきました。

 

この間、自分でもあきれるくらいに感情が乱れていました。自分でも不思議なくらいに動揺し、焦燥し、逆上していました。

 

(これじゃあダメだ。相場の勉強をしてもダメだ。自分の問題だ。自分で自分を制御できないのだから、相場の勉強をしてもムダだ)

 

自分で自分をコントロールできないので勝てません。おちついてルールどおりに売りを入れ、ルールどおりに握っていたら、問題も何も無く勝てていた相場だったのに、自分で自分に負けました。

 

まだまだダメです。

 

そして、気づいたのですが、感情が激高するのは自分がふがいない行動をしたからです。ド底で売ったり、ビビって決済して逃げたあとに相場が伸びたり、ルールを破ったり、待てなかったり・・・。

 

つまり、自分に腹を立てているのです。そうであれば、感情的にならないためには「ルールを守る」しかありません。ルールを守れるように常に準備している必要があります。

 

わかっているんだがなあ。

胆力とは「待つ力」である

ビビり決済ばかりしてしまうのが今のわたしの問題です。この問題について「FX意識改革ブログ」に良い記事がありましたので引用して忘れないようにしておきます。

 

以下、「FX意識改革ブログより」引用

 

物事が解決するまでには、それに適した時間がある。それを知らなければ「待つ力」は養われません。


さて、トレーダーにとっても胆力=「待つ力」は大切な要素です。


第一にエントリーを吟味する場面で「待つ力」が必要です。少し待てば今よりチャンスになる場面はあると考えるのなら、それは待つべきです。しかし、デジタルな現代社会に浸りきっていると、なかなか待てるものではありません。早く飛び乗らないと損をしてしまうように錯覚するのです。


それは単純に経験が足りないからです。

経験あるトレーダーになると、このチャートの形であれば、絶好のエントリーのタイミングになるまであと一時間くらいかかるだろうというのが感覚的にわかるものなのです。だから待つことができるのです。初心者のうちはそういうことがわからないので、
テクニカルを補助輪として使って、そのタイミングをつかむ反復練習が必要になります。

また、相場が活性化する日米欧の各市場が開く瞬間、閉まる瞬間に注目していけば、
おのずと「待つ力」が養われていくでしょう。

 

第二にエントリー後に結果が出るまで「待つ力」が必要です。エントリーしたら早く利益が得られないと、イライラしてしまう。まだちょっとしか時間がたっていないのに、すぐに諦めてポジションを撤退してしまう。そして撤退したあと思惑通りの方向に進んで頭にくる。そういうことってよくありませんか。

先の例と同じくアクションを起こしたら、相手の反応があるまでじっと待つことです。
相手が反応をしてくれるまでは時間がかかるのです。つまり、エントリー後に一定時間相場の反応を見る時間が必要だということです。

このように「待つ力」がないと、エントリーが待てない、そしてエントリー後も結果が出るまで待てない。すると焦って事を仕損じるだけになってしまうのです。

 

微益撤退ばかりしてしまうので、あらためて手法の意味を考えてみた

以前に比べると手法どおりのエントリーができるようになりました。ちなみにわたしはルーシーさんの手法、ポコさんの手法を応用させてもらっています。

 

エントリーは良くなったのですが、微益撤退という悪癖がどうにも直りません。微益撤退は、それでも微益が獲れるし、撤退後は感情が楽になります。しかし、悪いことが起こります。

 

(あと10分にぎっていれば・・・)

 

こんな後悔の感情がたまると、感情を動機とするリベンジ・トレードをついついやってしまい損をします。これは悪循環です。

 

なお、この悪循環は、エントリー好機を見送ったときにも起こります。エントリーすれば良かったという後悔がリベンジ・トレードへの動機付けになってしまうからです。

 

ポジポジ病やナンピン癖はなんとか克服できているのですが、いまは微益撤退という悪癖に直面しています。そこであらためて手法の意味を考えてみました。

 

ルーシー手法もポコニカルもデイ・トレードの手法なので、そうそう日に何度もエントリー好機はやってきません。週に数回ということも珍しくありません。つまり、希少な機会です。

 

だからこそ、エントリーの条件を満たしたら、そこでエントリーをすべきだし、同時に握るべきです。利益確定か、損切りか、それはわかりませんが、ともかく希な機会が来たという意味においてエントリーして握るべきだと分かります。

 

できあがったチャートを見ると、いくらでもエントリー好機があるように見えますが、リアルタイムではそうはいきません。エントリー条件未達のところでエントリーするのは怖いし、エントリーしても長くは握れません。

 

だからこそ、手法のエントリー条件を満たした希な機会には、エントリーして保有することに意味があります。

 

でも、プロスペクト理論どおりの感情に負けてしまうので、微益撤退してしまうのが現在のわたしのトレードです。今日もやってしまいました。それで反省しているわけです。

 

何とか克服したいものです。