わたしのトレードは、どうしたものか、好機を見逃します。
「ここが好機では?」
とテクニカル分析の結果を出すのですが、そこで自己否定の感情が湧いてきます。
(いいや、あぶないぞ)
(やめとけ)
(おまえの分析など信用できない)
それで、そのまま静観していると、きちんとテクニカルが効いて想像したとおりに相場が動きます。結果、後悔します。
(エントリーすれば良かった)
心の中に後悔が生まれます。すると、こんどはテクニカルではなく感情でトレードすることになります。
感情トレードには根拠がありません。チャートを見ていて、なんとなく、「ここだ」と思ってしまい、エントリーします。悪機をつかむのです。結果はもちろん負けです。
ますます自己嫌悪に陥ります。
毒親育ちのわたしの場合、自己否定の自動思考が常に発動してくるのです。テクニカル分析をして、だいたいのエントリー・ポイントを見定めているのに、自信が持てません。自信がなくても、ともかくルールどおりにやってみて、結果を検証すれば良いのです。
ところが、感情がそれを邪魔するのです。
これは実に困った状況です。しかも、自分ひとりで修正するしかありません。自己責任って厳しいですね。
これはトレードというより、自分の心の問題です。
ルールどおりにトレードできない原因は、心の中の自動思考やトラウマや感情です。