土日にチャートをみて、テクニカル分析をしているときは冷静です。落ち着いています。
平日にノー・ポジションの状態でテクニカル分析をしているときも冷静です。
しかし、チャートが上位足の節目に接近するとソワソワしてきます。
チャート・パターンが形成されて、「トレードの好機かな」と考え始めると、もはや冷静ではいられません。
「どうする。エントリーするか、しないか」
考えに考えてパニック状態になってきます。
そして、ついにエントリーすると神経過敏になり、わずかな価格の上下動に一喜一憂するようになります。もはや冷静さなど皆無です。5分足をガン見します。
「上がれ、下がれ」と祈ります。上がれば喜び下がれば怒ります。
ここまでくると、上位足もチャートもトレンドラインもフィボナッチも移動平均線も目に入っていません。
だからこそ、下手な損切りをしたり、微益決済で逃げたりします。
もはや通常の精神状態ではなくなっているからです。わたしはポジションを持つと愚者になります。さらに、疲労しているとこの傾向が強まるようです。
毒親育ちの場合、ただでさえ神経症適性格を持っているので、こうした傾向が顕著になるようです。
こうした愚者化を防がない限り、トレードでは勝てないと思います。そのためにこそスクラッチ・トレードの訓練が重要になります。健康管理もルール厳守も必要です。なにもかもがまだまだです。