手法にこだわると、どうしても手法どおりの値動きを期待し、その願望を無意識にチャートに投影し、悪機を好機と勘違いしてトレードしてしまいます。これは負けます。
とはいえ、トレード手法の知識を仕入れると、どうしてもその知識に左右されてしまいます。フィボ手法であれ、レンジ手法であれ、何手法でもこだわったら負けです。
むしろ、虚心坦懐にチャートを見て、テクニカル分析をして、確かな根拠から今後の値動きが上か、下か。それを予測し、イメージすることが大事です。
予測は6割ほど当たれば充分です。あとは損切りルールと利確ルールと資金管理ルールで対応します。
手法を研究すると、どうしてもその手法どおりの値動きを期待してしまいます。その願望が正確な値動きの予想を妨害するのです。トレードの難しさは、こうした心理的影響にあると言えるでしょう。
虚心坦懐に相場を見て、上か、下か、を予想する。確信があればトレードする。わからないなら何もしない。これがトレードですね。当たり前ですけど。
