五月はひどい結果になりました。
大きな損切りが何度もあり、トータルでは344pipsマイナスと大負けになりました。典型的なコツコツドカーンをやってしまったのです。しかも、それを何度かやらかしました。
五月は相場が難しかったことがあります。でも、勝つ人は勝っています。言い訳できません。
スキャルピングを覚えたせいで、手法に混乱を生じてしまいました。自分がいま何をやっているかがわからないまま、無自覚になんとなくスキャルピングをやってしまう癖がついてしまいました。
ときどき思いついてデイトレードをしようとすると、うまくいかなかったり、好機を逃したりしました。完全に手法が混乱しました。
スキャルピングで勝っても、なぜか素直に喜べませんでした。
「こんな小利ではダメ」
スキャルピングでもトータルでは大きく勝てる日もあったので、素直に喜べば良かったのですが、なぜか自分で自分にダメ出しをしてしまい。そのダメ出しから無理なデイトレードをして失敗しました。
大きな損切りを何度もやらかしたので、損切りを習慣づけようと思い、今まで以上に厳格な損切りルールを決めました。しばらくはそれでよかったのですが、ときどき、どうしても損切りできないケースがありました。
突然の下降に売りを入れて、ヒゲで戻され、あっという間に含み損がふくらみ、ついナンピンしてしまって大失敗しました。そのあと、あきらめて損切りしたら、なんのことはない、相場は下降して戻してきました。大ショックです。
さらに、体調の不良、メンタルの不調まで重なって、感情的になり、中毒のようになってトレードをくり返す状態にまでなりました。チャートにのめりこみ、奴隷のようにトレードしていました。朝から夜までチャートに張り付いてしまい、離れられませんでした。頭の片隅では「いけない」と思っていたのに、止まりませんでした。こんなふうになるのですね。初体験です。FXの恐ろしさがわかりました。
何だか、サラリーマン時代を思い出しました。あるいは受験勉強を思い出しました。やらされている感じです。これじゃあ、だめですね。
毒親育ちの私は、どうしても他律的になってしまうようです。趣味ではじめたことがいつのまにか義務のようになっていく感覚です。トレードは主体的に自覚的にやらないと意味がありません。
他律的といいつつ、ルールを守れないのですから、自律的でもない。始末が悪いのです。
ともかくFXの怖さがわかりました。私は完全にFXに呑み込まれました。これじゃあ、だめですね。