わたしは高齢ニートなので、時間はあります。一日中でもチャートを見ていられます。
しかし、チャートを見ていてもうまくいきません。
週初や午前中など元気なあいだは、気負いすぎてポジポジしてしまいます。
週末や夜になると疲れてきて、チャートを見ていても脳が停止しています。考えていません。テクニカル分析のために手を動かすことをしなくなります。相場が大きく動いても反応できません。
そして、馬鹿みたいなエントリーを平気でやります。下降した先で売ったり、上昇した先で買ったりします。
疲労すると耐性が失われます。含み損に耐えられなくなって損切りしたり、利益を伸ばす把握力も無くて微益決済してしまいます。
わたしのトレードは、こんなことの繰り返しです。
要するに、疲労を制御できていません。疲労すると、反動形成的にがんばろうと思ってしまいます。
これが毒親育ちの悲しさです。
疲れたら、思い切って休んで、元気を回復して、トレードしたら良いのです。
ところが、それに抵抗感があるのです。休むことに罪悪感があります。やめられない。
そのくせ脳も反射神経も切れている。そして、失敗。実に虚しい努力です。
反動形成的な努力は、毒親育ちの悲しい性です。努力し続けなければならないと思い込まされています。でも、疲労した状態での努力は多くの場合には実を結びません。
反動形成という防衛機制にはよい面もあるのでしょうが、悪い面も多々あります。とくにトレードでは悪く作用するようです。
まあ、要するにわたしが下手なだけですけど。