毒親育ちのリハビリ・FXトレード日記

FXで勝てるようになりたいです。

成績と人格的価値を同一視する病弊

今週も負けています。

 

私はポジションを持つと、どうしても気になってチャートをガン見してしまいます。しかし、FXトレーダーのルーシー氏は、エントリー後でもチャートをたまに見るくらいでちっとも気にしないそうです。

 

これがわたしには不思議でした。しかし、ようやくわわかってきました。

 

わたしのような毒親育ちは、自己肯定感がとても低く、自分に価値がないと思い込んでいます。だから、学校の成績や会社の成績にこだわって、自己肯定感の不足を埋めようとがんばります。

 

しかし、本来、学校や会社の成績などは人格のごく一部分の評価に過ぎません。だから、自己肯定感の高い人は成績などさほどには気にしないはずです。

 

自分の人間的価値と成績を同一視してしまうと、学校や会社の成績に過ぎないものに生存を左右するほどの価値があると思い込むようになります。実際、わたしはそういう人間になっていたと思います。私の場合、毒母が教育ママゴンでしたので、その傾向が極めて強くなってしまったようです。

 

だからこそ、デモ・トレードに過ぎないのに、過剰にこだわり、考え過ぎ、疲弊して、負けるたびに寝込むほどのショックを受けてしまうわけです。異常です。

 

こうした精神病理にようやく気づくことができました。この病理を克服し、思考を修正しないと、とてもリアル・トレードなどはできません。

 

トレードの成績は人間のごく一面であり、総合的な人格的価値のごく一部に過ぎないのだから。