テクニカル分析をして、5分足にエントリー・パターンの波形がでたときでも、エントリーできないときがあります。
そんなとき、わたしは「負けるかも知れない」と考えています。だからこそ、エントリーを見送るのです。
負けることを恐れているのです。
さらにいえば、「勝てるところだけでエントリーしたい」という願望があります。
しかし、FXは本質的に確率のゲームです。
だから、好機が来たらエントリーし、うまくいったら利確する、ダメなら損切りするのです。
好機が来たにもかかわらずに見送るのは、「FXが確率のゲームである」という基本を見失っている証拠です。
わたしは、公務員のような性格なので確率に賭けるということができません。たぶん、FXに向いていません。
「これは、確率のゲームなんだ」
という基礎がわかっていないのです。
手法の勝率が6割ならば、4割の負けを許容しなければなりません。
逆にいえば、たとえトレードが失敗したとしても、「確率のゲームだからしかたがない」と言うことができます。必ずしも自分の腕前や手法を否定する必要は無いのです。そう考えれば気が楽になります。
FXは確率のゲームだ、ということがハラから納得できないうちはFXがうまくならないと思っています。