幼いこどもは特殊な心理傾向をもっているようです。
例えば、雨が降ると、「ボクが悪戯したから雨が降ったんだ」などと、あるはずのない因果関係があるものだと思い込んでしまいます。
このこどもの心理がわたしにはまだ残っているようです。
それは、エントリーした直後に逆行されて含み損になったときに現れます。
「なぜだ?なぜ、オレがエントリーしたときに限って!」
これはこどもの心理です。大人なら、「ああ、ここは損切りしようか」と冷静に考えるべきです。
そもそも相場を予想することはできないし、どんな手法でも勝率100%はあり得ません。だから、ルールどおりに対応すれば良いだけです。「俺がエントリーしたから相場が意地悪をしている」などということはあり得ません。
ところが、心理的にこどもだと、こうした大人の反応ができません。
わたしのような毒親育ちの場合は特にそうだと思います。フロイトのいう固着です。
ありもしない因果関係があるかのように思い込んでしまうのです。確率思考ができていないのです。
「FXブローカーに監視されている」
「相場に嫌われている」
「オレは呪われている」
こんな妄想にとらわれやすいのです。
笑い事ではなく、毒親育ちの場合は、こうなりやすいと思います。こうした悪癖を克服するためにデモ・トレードを活用したいと考えています。