心理学にロールシャッハ・テストというものがあります。
なにかわけのわからない模様を見て、何に見えるかを被験者に聞いていきます。同じ模様でも、人によっていろんな回答があるようです。
相場のチャートも似ています。同じチャートを見ているのに、あるトレーダーは買い、あるトレーダーは売り、と判断し、また、あるトレーダーは静観します。
同じものを見ているはずなのに、判断は人により異なるのです。
だからこそ相場が成立するのですね。
トレードについて言えば、勝っているトレーダーがチャートをどのように分析し、どのように判断しているかがわかれば、参考になります。
例えて言えば、チャートは暗号です。この暗号には様々な解読法があり、勝てるトレーダーの数だけ解読法があることになります。
勝てるトレーダーがどのようにチャートを分析し、判断しているか。それがわかれば、手法を自分のものにできるかも知れません。
それがなかなか難しいのですが。